食と音楽で新たな魅力を発信するイベント「ソウルフードフェスタ~ふるさとの心を込めたおもてなし~」が10月28日・29日、古代蓮(はす)の里(行田市小針)で行われる。
古代蓮の里は「行田蓮(古代蓮)」をはじめ42種類約12万株のハスの花や桜などの自然に囲まれた公園。敷地内にジオラマや映像が楽しめる体験型施設「古代蓮会館」があり、高さ50メートルの展望室からは田んぼアートやハス池、イルミネーションを見ることができる。ソウルフードフェスタは今春に続き2回目。主催する古代蓮の里事業部の竹井幹雄さんは「古代蓮の里に訪れるお客さまに、自然の変化や花ハスの観賞に加えて、『食べる』『聴く』というおもてなしも提供したいと企画した。ソウルフードの『ソウル』には地元と魂を掛け、熱い思いを込めている」と話す。
両日は、古代蓮会館周辺で飲食物を販売する。新そばの「手打ちそば」や地元の米粉を使ったオリジナル麺で作る「焼きそば」、ミートソースとチーズをピザ生地に包んで揚げるイタリアナポリのソウルフード「パンツァロッティ」、パスタなど。価格帯は500円~1,000円。29日限定で、「free coffee」に賛同して募金活動を行っている自家焙煎コーヒー店「HEVEN'S KITCHEN」が「世界を救うフリーコーヒーイベント」を行い、募金協力者にコーヒー1杯を無料で提供する。
両日は音楽コンサートも開催。28日は、屋外(世界の蓮園北側のテント下)を会場に開く。ソプラノとマリンバ、ピアノの3人組ユニット「TONE color(トーンカラー)」が「あつまれ!笑顔」をテーマに秋にちなんだ曲を披露する。ピアノの大久保英子さんは「屋外でのコンサートは初めて。クラッシックも入れて、お客さまにも参加してもらう」と話す。11時開演。入場無料。
29日は屋内(古代蓮会館休憩所)で開催。バイオリンととフルートの演奏を予定する。鑑賞には古代蓮会館の入館料が必要となる。13時30分開演。フリーマーケットの開催も予定する。竹井さんは「食欲の秋、芸術の秋を多くの人に楽しんでもらいたい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。雨天決行。