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熊谷ラグビー場で高校ラグビー県予選決勝 花園の切符は川越東に

花園の切符を手にした川越東のメンバー

花園の切符を手にした川越東のメンバー

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 第103回全国高校ラグビーフットボール大会の埼玉県予選決勝が11月18日、熊谷ラグビー場(熊谷市)で行われ、川越東高校(川越市久下戸)が27-5で昌平高校(杉戸町下野)に勝利し、2020年の100回記念大会以来3年ぶり2度目の優勝を飾った。

望月雅之監督を胴上げする選手ら

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 昨年と同一カードとなった決勝戦。すっきり晴れた青空の下、熊谷ラグビー場Aグラウンドには両校の保護者や在校生、OBたちが応援に駆け付けた。グラウンドのある熊谷スポーツ文化公園内ではこの日、複数イベントが行われており、通りかかった家族連れや近隣住民らが場内の様子に興味を示したりチケットを購入したりする姿もあった。

 開始2分、川越東は相手のミスからパスをつなぎ南雲優佑選手が独走して先制トライすると、同10分にも南雲選手が追加点を挙げてリード。昌平高校が同15分、力強いモールから押し込んでトライし前半を12-5で折り返す。後半に入り、強い風が吹き付けた熊谷ラグビー場。昌平高校は有効な一手を決められず、川越東が後半にも2トライを決め1年越しのリベンジを果たした。

 「最高の仲間と、最高の環境で最高のラグビーをやれば絶対勝てる」と選手を送り出したという川越東の望月雅之監督。試合後のインタビューでは「最高の形で結果を出してくれた。メンバーは言葉にしなくても分かっているが、花園で16強入り、年越しを目指す」と意気込む。

 川越東高校は今季県内で負けなし、県新人大会、関東大会県予選、7人制大会に続き4冠を達成した。12月27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。

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