ジャパンラグビー・リーグワン ディビジョン1 第6節が1月20日、熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で行われ、埼玉パナソニックワイルドナイツが三重ホンダヒートに70-12で勝利した。観客数は4615人。
昨年12月に開幕したリーグ前半戦全勝のワイルドナイツと、今シーズンからディビジョン1に昇格した三重ホンダヒートとの交流戦。試合開始直後キックオフボールを奪い返して攻め、ルード デヤハー選手が先取トライ。エセイ ハアンガナ選手、ディラン ライリー選手、ヴィンス アソ選手が追加点を挙げて31ー0で折り返す。後半も主導権を握り続け、相手に2トライを許したものの大差で勝利した。
試合前から雨が降り始め、雨脚が強くなり冷たい風が吹く中もファンの声援は止まらなかった。場内解説が「すご過ぎる」「驚きの連続」と連発するレベルの高いプレーにスタンドはどよめき、最後まで全力で戦った両チームの選手たちに大きな拍手が送られた。
試合後、ロビー ディーンズ監督は「試合の中では交代などもあったが、自分たちのパフォーマンスを保ち続けられたことが本当に良かった。非常にハードにプレーしている。ジャッカルの部分で特に良いパフォーマンスを見せてくれた」と話した。キャプテンを任されたハアンガナ選手は「チームが私を引っ張ってくれた。試合中は常に良くなっていくことを考えている。今後もチームとして良くなっていきたい」と話した。
埼玉ワイルドナイツの熊谷ラグビー場でのゲームは2月4日、南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー・パシフィック」との国際交流戦「クロスボーダーラグビー」でギャラガー・チーフスと対戦。リーグ交流戦では2月17日に東京サンゴリアスと対戦する。