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熊谷に「完全都度払い制」のサッカースクール開校 1回完結型で

「サッカーボールも用意しているので、運動ができる服装であれば誰でもその場で参加できる」と佐藤社長(前列左)

「サッカーボールも用意しているので、運動ができる服装であれば誰でもその場で参加できる」と佐藤社長(前列左)

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 「完全都度払い制」のサッカースクール「アルジェサッカースクール」が6月29日、熊谷スポーツ文化公園 東第3多目的広場(熊谷市上川上)で初練習を行った。

JFA(日本サッカー協会)指導者ライセンスを持つコーチ陣が参加。次回は7月20日9時30分~

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 熊谷市・行田市・深谷市など埼玉県北部を中心に開講する子ども向けのサッカースクール。塾などの習い事で忙しい子どももスケジュールが組みやすい「1回完結型」のレッスンを基本とし、公共交通機関を利用しやすい場所で開くほか、月謝、年会費、入会金のない「完全都度払い制」を導入しているのが特徴。1回1,000円。

 レッスン初日のこの日は小学2年生以下を対象にレッスンを行い、約90分間、ボールの扱い方やパス、ドリブルの基本練習、3対3のミニゲームを行った。快晴の空の下、参加した女子児童は「暑かったが、楽しかった」「ミニゲームでシュートを決めて気持ち良かった。ハイタッチした」と笑顔を見せていた。

 トレーニングメニューは、JFA(日本サッカー協会)指導者ライセンスを持つコーチが指導ガイドライン(JFA)に基づいて作成。レベル別にレッスンを用意し、サッカーボールに触れるのが初めての子どもからスポーツ少年団やサッカーチームに所属している経験者まで幅広くサポートする。コーチの一人は「基本の動きを中心に、ミニゲームでサッカーの楽しさを味わえるような内容にしている。多くの子どもたちにサッカーの魅力を伝えられれば」と話す。「元々子ども好きなので、未来のサッカー少年を育てたい」とも。

 運営する合同会社「アルジェ」の佐藤遊社長は「子どもがサッカー部に入ることになり、自主練習の場所が少ないと感じてスクールを立ち上げた。サッカーはチームスポーツなので、1人ではできない練習も多く、部活以外で自主練習をしたい場合は地域のサッカースクールやスポーツ少年団などに入ることが多い。その場合、大抵は週何回と決まった回数があり送迎も負担。もっと気軽に、1回完結で都度参加できるスクールが必要だと感じた」と話す。

 「スクールでは、熊谷のサッカー人口増とレベルを上げたいという私の考えに賛同するコーチが参加している」と佐藤社長。

 問い合わせ、レッスンの申し込みは「アルジェサッカースクール」の公式サイトとインスタグラムで受け付ける。

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