熊谷菓子工業協同組合が10月19日・20日、熊谷市緑化センター(熊谷市宮町)で「くまがや菓子まつり」を開催する。
12カ月を和菓子で表現する「季節の和菓子展示」に出展する和菓子職人
熊谷市内にある菓子店の技術と魅力を市民に広く知ってもらうことを目的に初開催する同イベント。
当日は、和洋菓子20店の菓子が並ぶ「スイーツバイキング」、地元の和菓子職人4人がひと月1種類、12カ月を和菓子で表現する「季節の和菓子展示」、参加者が自分で作った「練り切り」和菓子を抹茶と共に楽しむ「お茶席体験」、「五家宝」の製作実演と無料配布、餅つき実演と餅無料配布、水あめ無料配布、各菓子店の商品販売を予定する。会場内を巡るスタンプラリーは、菓子購入や体験参加などのポイントで3カ所のスタンプを集めた人に500円分商品券を進呈する。
内ヶ嶋修理事長は「熊谷には素晴らしい技術を持つ菓子職人がいて、たくさんの菓子店がある。イベントを通じて地域の方々に熊谷の菓子の魅力を知っていただき、店とのつながりを深めてほしい」と話す。「熊谷市江南で出土したハニワについてのパネル展示や、100年フードに選ばれた五家宝のパネル展示も行う。多くの人に知ってもらい、地域の誇りとしての菓子文化や歴史的価値を再認識する機会になれば」とも。
開催時間は10時~16時(20日は15時まで)。入場無料。スイーツバイキングは10時~、11時~、13時~、各回40分=1,000円、事前予約制(20日は10時~のみ)。現在参加各店でチケットを販売している。その他イベントは当日直接参加可能。和菓子体験&お茶席体験は10時30分~1時間ごと、1回500円。