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深谷の小学生が「ジャパンバードハウスコンテスト」鳥の審査の部で最優秀賞

8月に行われた審査会。入賞作品6点が選出された

8月に行われた審査会。入賞作品6点が選出された

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 「第15回ジャパンバードハウスコンテスト」鳥の審査の部の審査結果が10月22日、発表され、最優秀賞に深谷市在住の小学生・田端夏陽さんの作品が選ばれた。

鳥の審査の部(第15回)の最優秀賞作品(右)、人間審査の部(第16回)の特別賞作品

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 鳥の保護と自然環境への関心を高めることを目的に2009(平成21)年から行っている同コンテスト。審査員がデザインやアイデアを審査する「人間審査の部」と、園内に飛来する鳥が審査する「鳥の審査の部」の2部門がある。毎年今年で16回目。

 発表されたのは、第15回(2023年)に出品された巣箱25点の作品から選ばれた入賞作品6点。募集後、昨年12月に園内の樹木に自分の巣箱を付ける「巣箱設置会」を行い、今年8月まで園内に設置。取り外すまでの8カ月間に鳥が作品の中で巣作り・子育てを行ったかどうかを審査する。

 最優秀賞に選ばれた田端夏陽さんは家族と一緒に3年前からバードハウスを作り始めたという。「好きな色のおうち」のタイトルが付いた田畑さんの作品は、青色、緑色の外壁に赤色の三角印が特徴的なバードハウス。

 夏陽さんの母親は「毎年、夏休みに親子で作るのを楽しみにしている。カラフルな色は本人が好きな色を選んで塗った。鳥の審査は期間が長いのでニスを塗って強度を高めた」と話す。「審査期間中に家族で園内を散歩し、鳥の巣ができているかどうか確認しに行った」とも。コンテストを主催した「ふかや緑の王国」のスタッフによると、各作品に独創的なデザインと機能性、鳥類の生態に配慮した工夫などが見られたという。

 同日は第16回ジャパンバードハウスコンテスト「人間の部」の審査結果も発表された。

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