熊谷市の中心を流れる星川とその周辺で8月11日、「打ち水大作戦」が行われる。
同市が国内最高気温40.9度を記録した翌年に環境団体や商店街の関係者らが「市民たちの手で、暑い熊谷を涼しくしよう」と始めた活動。10回目を迎える今回は、「星川水まつり」と題して星川にこだわったイベントを企画する。
星川河川内で「たらい」に乗って川の流れを感じる、親子で参加できる水遊び「星川たらいぶね」や、雪くまやくま辛B級グルメなどキッチンカーの出店、ミニ新幹線、天然記念物ムサシトミヨの展示、立正大学地球環境科学部の学生による温度測定や武蔵ヒートベアーズのチアガール「ハニービーズ」の登場も予定する。
開催中3回にわたり打ち水の時間を設け、参加者には打ち水用のひしゃくを用意するため、不意に立ち寄った来場者にも打ち水を体験してもらうことができる。案内所で配布されるスタンプラリーの参加者には、別途すてきな景品をプレゼントする。
NPO法人エコネットくまがやの森松寿夫さんは「10年目を迎え、熊谷の暑さを生かした夏の一大イベントになりつつある」と話す。「地域一体となって取り組む打ち水は地域内外から高く評価を得ている」とも。
開催時間は10時~15時。