
「第26回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」が3月22日、熊谷スポーツ文化公園熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で開幕した。
全国各地区を勝ち抜いた29校と、実行委員会推薦枠(東西)、開催県枠の計32チームが出場し、高校ラグビーの「春の王者」を決定する同大会。全国9ブロック32校によるトーナメント勝ち抜き方式。当日は32チームが熊谷ラグビー場Aグラウンドに整列した。開会式の音楽は県立大宮高校吹奏楽部(43人)が演奏。選手宣誓は京都成章高校主将の笹岡空翔さんが務めた。
宣誓で、笹岡さんは「幼い頃、目標であったこの舞台、今この舞台に立てているのは、これまで戦い抜いてきた仲間、指導者の方々、出場をかけて戦ってきたライバル、そしていつもそばで支えてくれる家族、すべての人たちの支えがあるおかげで、今、ここに立つことができています。その人たちへの感謝の思い、それぞれの地域の代表という自覚、責任を背負い、ノーサイドの笛が鳴るまで全力でプレーをします。僕たちの魂のタックルと全力でプレーをする姿で、見ている人全員に勇気、情熱、感動を与えられる大会にすることを誓います」と話した。
初出場校は、早稲田佐賀高校(佐賀)、関東新人大会ベスト8と実行委員会推薦枠(東)に選ばれた山梨学院の2校。開催県の埼玉からは昨年に続き昌平高校が出場する。試合は23日に1回戦、25日に2回戦と敗者戦、27日に準々決勝のベスト8で再抽選を行い、29日に準決勝、31日の決勝を行う。
準々決勝以降は入場チケットが必要。チケットは各日第1試合開始1時間前から販売する。価格は、一般=1,500円、高校生=500円、中学生以下無料。