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熊谷の「うどん処はるちゃん」が1周年 異色の組み合わせでフルーツ大福も

店主の正田千晴さん

店主の正田千晴さん

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 熊谷のうどん店「うどん処(どころ)はるちゃん」(熊谷市玉井、TEL 048-577-5763)が4月26日、オープン1周年を迎えた。運営は正田荷役(行田市)。

肉汁うどんともつ煮のセット

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 熊谷市玉井の住宅街で、手打ちうどんと、フランチャイズ加盟する「果包庵(かほうあん)」のフルーツ大福やフルーツサンドを販売。熊谷で生まれ育った正田千晴さんが切り盛りする。店舗面積は約15坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=12席、座卓=12席。

 うどんメニューは「肉汁うどん(豚・鶏)」「肉塩うどん(豚・鶏)」「揚げ肉ナスうどん(豚)」「梅おろし」「揚げナスおろしぶっかけ」「めんたいバター」など。麺の量は小盛り(300グラム)=700円、並盛り(500グラム)=900円のほか、中盛り(700グラム)=1,100円、大盛り(1000グラム)=1,300円、特盛り(1500グラム)=1,600円。「フルーツ大福」(250円~)と「フルーツサンド」(630円~)は常時2、3種類用意する。注文は入り口のタッチパネル式券売機で受け付ける。前払い。テイクアウト商品は退店時に受け取ってもらうシステム。

 正田さんは「うどんは数種類の小麦粉を組み合わせ、こしを強くしているが、硬いだけではなくもちもちとした食感。塩味があるので麺だけで食べてみてもらえれば」と話す。「うどん店で、フルーツサンドやフルーツ大福を提供しているのは熊谷でも珍しい。自分が食べておいしいと思う物をお客さまにも食べてほしいと提供を決めた。異色の組み合わせで当店を覚えてほしい」とも。

 「家に帰って来たように安らげる店」をコンセプトに掲げる同店は、靴を脱いで上がってもらう全面が座敷になっている造り。正田さんは「小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、家族全員でテーブルを囲んでほしい」と、大きなテーブルを配置する。「積極的に話かけ、親しみやすい接客を心がけている」と正田さん。スタッフの一人は「正田さんと話をしたくて通う常連客がいるほど」と話す。

 1周年を迎えて、正田さんは「たくさんのお客さまが食べに来てくれて、たくさんの出会いがあり、助けられた。感謝の気持ちでいっぱい。残さず食べて『おいしかった。また来るね』と言ってくれると励みになる」と話す。「子連れや家族で気兼ねなくのんびりしてほしい。たくさんの人に食べてもらえたら」とも。

 営業時間は11時~15時(金曜・土曜は21時まで)。日曜定休。

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