熊谷の医療と介護の連携を行い地域に貢献する「熊谷医介塾」が8月18日、「第一回熊谷医介塾」を行った。
医介塾は東京都大田区で始まり現在30カ所以上で開かれ、運営は各地域に任されている。埼玉県ではさいたま市、三郷市、蓮田市、西部に続き熊谷が5カ所目となる。
「第一回熊谷医介塾」では医師や看護師、ケアマネジャーの他に相談員や訪問美容師、就職支援コーディネーターなどが集まった。
同塾を主催する安相佳子さんは「会場に集まった人たちは積極的に意見交換をしており想像以上に盛況だった。普段の業務だけでは知りえないそれぞれの視点から見た患者さんの様子を共有することができたようで、この会を開いてよかった」と振り返る。
「医療と介護の関係性が構築できて密に連携を取れるようになれば、適切なサービスを患者さんに提供することができるようになる。アンケート結果でも今後期待されることとして『実技・体験』や『学び』といったことよりも『ディスカッション』など、顔を合わせて話し合うことが期待されているので、これからも定期的に開催していければ」とも。
次回は9月15日開催予定。