見る・遊ぶ 学ぶ・知る

埼玉ワイルドナイツ開幕前イベント 花束キッズが選手を後押し

2025-26シーズン開幕前イベント

2025-26シーズン開幕前イベント

  • 0

  •  

 ラグビー・埼玉ワイルドナイツの強化試合が11月29日、熊谷ラグビー場で行われた。チームは東京サントリーサンゴリアスに27対17で勝利し、プレシーズン最後の一戦を白星で飾った。

強化試合を前に、後援会から勝利を願う必勝だるまが贈られた

[広告]

 試合後には2025-26シーズン開幕前イベントが行われ、熊谷市が募集した「花束キッズ」に選ばれた市内小学生8人が選手8人に花束を手渡してエールを送り、チームのあいさつ、記念撮影などでスタンドとピッチが一体となった。

 今季ヘッドコーチには、これまでバックスコーチを務めてきた金沢篤新監督が就任。金沢ヘッドコーチは、チームの強みとしてディフェンスと攻守の切り替えを核に据え、レギュラーシーズン全18試合を通じて「質と一貫性」を保つことを最重要としている。試合後のあいさつでは、宮崎キャンプで良い点と課題を整理してさらにチームを鍛え、開幕戦の味の素スタジアムに臨みたいと意気込んだ。

 当日ゲームキャプテンを務めた坂手淳史選手は「開幕はアウェーの東芝戦。勝利は容易ではないが、プレシーズンから想定して準備してきた。準備してきたことを出せれば。ベストを尽くした上で勝敗が見えてくる」と話した。

 スクラムを預かる堀江翔太コーチは、自身が積み上げてきたスクラム強化の経験と、学んだ体の使い方を組み合わせ、1番から8番まで全ポジションに共通する新しい指導法をゼロから再構築したと説明。 選手がどのチームや代表に移っても通用し、けがのリスクを減らして長くプレーできる普遍的な体の使い方を教えることを目的とし、試合開始から終了まで80分間安定してプレッシャーをかけ続けられるスクラムを目標に掲げているという。

 イベントであいさつしたパナソニックスポーツの久保田剛社長も、ヘッドコーチ交代を含む新体制で長いシーズンを最後まで戦い抜く決意を示し、熊谷で声援を送るファンはもちろん、アウェーのスタジアムに駆けつけるサポーターの後押しがチームにとって大きな力になると応援を呼びかけた。

 チームは現在、宮崎県で恒例のキャンプを行っている。新シーズンリーグ開幕戦は12月14日で東芝ブレイブルーパス東京(味の素スタジアム)との対戦。ホーム開幕戦は12月21日。熊谷ラグビー場で浦安D-Rocksと対戦する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース