行田・さきたま古墳公園で9月24日、子育て応援イベント「ニューギョーダコレクション」とチーム戦で水をかけ合う「水攻め祭」が同時開催される。

水攻め祭は10人1チームで城を水攻めから守る

　「消滅可能性都市」に指定された同市で「何かやらなくては」と2016年、市民が集まった「市民が勝手にまちおこしWS」から生まれた両イベント。今年で2回目となる。

　「ニューギョーダコレクション」では、事前に子どもの古着を集めた会場、その場でアレンジし、衣装にしてランウエーを歩く「ふるぎコレクション（こどもファッションショー）」を行うほか、「きねや足袋」や一点物を取り扱う作家が参加するハンドメード雑貨販売、名物ゼリーフライなどが並ぶ飲食販売、子どもも参加できる体験型ワークショップを展開。メインステージでは、地元のキッズダンスサークルやゲストダンサーのライブを予定し、足袋を使ったゲームも予定する。

　忍城が「水攻め」に耐え抜いた歴史をゲームにした「水攻め祭」は、10人対10人のチーム戦。水鉄砲で水をかけ合い自分たちの城を敵の水攻めから守るというもの。（チーム募集は終了）。

　「ニューギョーダコレクション」実行委員長の加藤綾野さんは「実行委員会メンバーは自営業の方から会社員、公務員、看護師などさまざまで、仕事をしながらの参加。有志だけでは難しい面も多いが、住んでいる私たちにとって楽しいまちにしたいという思いから運営している」と話す。「イベントを通して、行田で暮らす家族や親子の時間がさらに楽しく笑顔であふれるようになれば」とも。

　開催時間は10時～15時30分、水攻め祭は9時～13時。入場無料。