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秩父鉄道が40の公立保育施設へ絵本寄贈 SLパレオエクスプレス運行30周年で

富岡靖市長と大谷隆男社長、熊谷市役所で寄贈の様子。提供熊谷市

富岡靖市長と大谷隆男社長、熊谷市役所で寄贈の様子。提供熊谷市

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 秩父鉄道(熊谷市曙町、大谷隆男社長)が9月26日、絵本「ぼくはSLパレオエクスプレス」を熊谷市に寄贈した。

イラストは『クリハラマリ』さん、柔らかな色合いが物語にぴったり。

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 SLパレオエクスプレス運行30周年記念乗車券「夢とえがおをはこぶSLものがたり記念乗車券」を発売中の同鉄道。絵本付き記念乗車券として発行された同絵本を沿線8市町の約40カ所の公立保育施設等に計195冊寄贈し、熊谷市には12の公立保育施設へ60冊を寄贈した。

 絵本を執筆したのは熊谷在住のおいかわまゆみさん。同鉄道に約10年勤めた後、退職。絵本の良さをもっと多くの人に伝えたいと2016年、市内に「ゆめみる本屋さん」を開店した。

 おいかわさんは「子どもが大人になり親になる年月を2世代にわたってSLと関わる物語にした。SL復活に携わった人や憧れのSLに乗った子どもたちをはじめ、整備員さんや駅員さんなど皆に見守られてきたSLを描いた」と話した。

 企画部の酒井明子さんは「沿線の皆さまに支えられてSL運行30年という節目を迎えた。優しいストーリーと共にSLパレオエクスプレスに親しみをもってもらえたら」と話す。

 絵本「ぼくはSLパレオエクスプレス」とSL型乗車券1枚(大人片道熊谷三峰口間950円・小人片道480円)のセットは同鉄道の羽生、ソシオ流通センター、熊谷、武川、寄居、長瀞、皆野、秩父、御花畑、三峰口の各駅窓口で各駅窓口で販売中。価格は1,430円。12月31日まで(売り切れ次第終了)。

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