JR熊谷駅ビル6階「プレイスホール」で10月21日、熊谷市のデザイントラベルを考える「d design travel WORKSHOP KUMAGAYA トークイベント」が行われる。主催は市観光協会。
同イベントは、今年3月に発行された「d design travel 埼玉号」の編集方針を受け継ぎ、地域の魅力を発信する狙いで制作する「熊谷号」のキックオフ。
「d design travel」は、ロングライフデザインをテーマに活動するD&DEPARTMENT PROJECTが、47都道府県に1冊ずつの発刊を目指し、その土地それぞれに長く続く「個性」「らしさ」をデザインの観点から選んだトラベルガイド。
観光協会内に「県全域ではなく、自分たちの住む市や町単位で制作してはどうか」「市民と一緒に『地域の個性』や『熊谷らしさ』を探し、編集しながら作り上げたら面白いのでは」という意見が集まり「熊谷号」の制作を決めた。タブロイド形式で発行し、全国で配布を予定。2018年度の完成を目指す。
同観光協会チーフプロデューサーの時田隆佑さんは「とにかく楽しみにしている。ロングライフデザインの視点から市民ライターの皆さんと熊谷の新たな一面を見いだしていきたい。観光協会としても民営化後の新たな試みなので、これをきっかけに情報発信力を高めていきたい」と話す。
当日は「d design travel」発行人で編集長のナガオカケンメイさんが講演するほか、熊谷号の公開編集会議が行われる。
開催時間は13時~16時。参加費は参考資料として「d design travel SAITAMA」を購入(当日持参で参加無料)。