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熊谷からSLパレオエクスプレス コラボ企画やオリジナル企画も

桜の中を走り抜けるSLパレオエクスプレス

桜の中を走り抜けるSLパレオエクスプレス

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 秩父鉄道(熊谷市曙町、大谷隆男社長)が3月31日から土曜・日曜、休日を中心に「SLパレオエクスプレス」を運行する。

SL整理券も用意される

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 車両は、かつて東北地方などの旧国鉄で活躍した「C58363」。1972(昭和47)年に現役引退後、吹上町立吹上小学校の校庭に保管されていたが1987(昭和62)年に車籍(車両として国へ届出)を復活。翌年から、秩父路のSLパレオエクスプレスとして毎年3月~12月に運行している。

 始発の「熊谷駅」から終点「三峰口駅」までは56.8キロ。田園風景や荒川、秩父の山々など、広大な自然の中を約2時間40分かけて走り、季節ごとに美しい車窓を眺めながら、ゆったりと汽車旅を楽しめる。

 地域とのコラボ企画やオリジナル企画にも力を入れており、イメージキャラクターであるパレオくんとパレオちゃんも人気を集める。3月31日のファーストランでは、出発時と車内でジャズ演奏を行い、メモリーソングを披露。沿線キャラクターが登場するほか、ヘッドマークも特別仕様となる。翌4月1日には「SL イースターエクスプレス マミーマート×森永製菓」として、車内イースターじゃんけん大会やキョロちゃんの登場、甘酒の試飲などコラボ企画を予定する。

 乗車には区間乗車券のほか指定席券(720円)、SL整理券(自由席510円)のどちらかが必要。指運転日の1カ月前から販売し、電話予約も受け付ける。運行日と予約状況はホームページで確認できる。ウェブ予約特典として「SLイラスト入り缶バッジ」を進呈。運行は12月9日まで。

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