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埼玉県防災学習センターがリニューアル 大地震の「揺れ」を再現

「埼玉防災絵巻」には災害発生前から復興まで、変化する街の様子が描かれている

「埼玉防災絵巻」には災害発生前から復興まで、変化する街の様子が描かれている

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 埼玉県防災学習センター(鴻巣市袋、TEL 048-549-2313)が3月21日、展示を改修しリニューアルオープンした。公募で決まった愛称は「そなーえ」。

東日本大震災級の「揺れ」も再現する地震体験コーナー

 1994年の開館から20年以上が経過し、近年の災害を踏まえ展示内容等を検討・改修し、よりリアルに楽しみながら防災を学ぶ場を提供する。

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 リニューアルしたのは、大地震を疑似体験する「地震体験コーナー」をはじめ、映像投影で目の前に傘や看板が飛んでくる「暴風体験コーナー」や「浸水歩行体験」、災害発生により一瞬にして日常が失われる様子をアニメで流し来場者に災害を意識し気持ちを切り替えて館内に進んでもらう「スイッチングシアター」、災害について自分の思いを書き映し出す「エモーションウオール」など

 2階展示フロアの壁一面に描かれた「埼玉防災絵巻」もリニューアル目玉の一つ。災害発生前から復興まで変化する街の様子を表し、フロア内には日頃の備えや災害時に必要な知識などを体験型展示で学ぶことができる仕掛けを用意する。地震により被災した「うっかり一家」と「しっかり一家」を比較展示して自宅でできる備えについても学ばせる。

 同センターは、県内小学校の社会科見学での活用のほか、春休みやゴールデンウィーク、県民の日などに合わせてさまざまなイベントを企画、体験し楽しみながら防災への理解を深める展示を行う。昨年は約58,000人が来館した。

 同センターの新井孝佳所長は「災害はいつ来るのか分からないが、日頃の備えと心構えができていれば災害時に取る行動も違ってくる。体験型だが、テーマパークのような『楽しかった面白かった』という感想ではなく『災害って知らないと怖い。体験しておいてよかった』と災害について知ってもらい考えてもらうきっかけになれば。春休みやゴールデンウィーク、夏休み、県民の日などのイベントもさまざまな企画を予定している。家族や友人同士で訪れてほしい」と来場を呼び掛ける。「年齢や立場に合わせた体験ができるのも当センターの特徴」とも。

 開館時間は9時~16時30分。(入館は16時まで)。月曜休館(祝日の場合は翌休)。入館無料。

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