駒沢オリンピック公園総合運動場で4月2日、FIFA公認のサッカー大会「ダノンネーションズカップ2018 in JAPAN」決勝トーナメントが行われ、江南南サッカー少年団が優勝した。
決勝戦、江南南は前年度決勝大会ベスト8のサンフレッチェ広島F.Cジュニアと対戦し、前半ドロー。後半に先制点を奪うと、本大会MVPに選出された8番の上西遥喜選手が試合を決定づける3点目を決め3対0で勝利した。
FIFA公認の12歳以下のサッカー大会「ダノンネーションズカップ」の日本国内大会。優勝した同チームは、ウイナーズプログラムとしてフランス・カンヌで行われるフランスU12チームとの親善試合への参加権を獲得した。
「チーム全体の力が良く出ていた」と話すのは松本ヨウ佑(※ヨウは巾ヘンに昜)監督。同地域クラブチームを率いて40年にわたり活動を続けてきた。現在団員は約130人、原口元気選手をはじめ数々のプロ選手を輩出している。チームの方針は「サッカーで遊ぶ」。松本監督は「たまたまサッカーが好きな子どもたちがここに集まった、何事においても自ら進んで『遊び感覚で』できることがいい。興味を持ったことを伸ばしてやりたい」と話す。
松本監督は「一人一人の力はもちろん大切だが、チームの力を合わせることが大切。子どもたちが、それぞれ持っている考えを出し合い発揮できるチームが理想」と話す。フランス行きを手にした12人のメンバーに向けて「チームで勝ち取った貴重な機会。感じたこと学んだことを仲間や後輩にも伝えてほしい」とも。