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熊谷でフリマなど「こどもの日」ファミリー向けイベント 2会場はしご参加者も

2年前、県北2人のママから始まった小さなイベントにこれだけ仲間が増えた

2年前、県北2人のママから始まった小さなイベントにこれだけ仲間が増えた

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 こどもの日の5月5日、住宅展示場・熊谷ハウジングステージ(熊谷市石原)でファミリー向けイベント「熊ふぇす2018春」が開催され、市立文化センター(桜木町2)では「ぱわふるマミーフリーマーケット」も開催された。

ママがワークショップを楽しむ間、絵本を自由に読んだり、読み聞かせをしてくれ、ママも安心な「だるま文庫」

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 通算7回目となる同イベントは、HighFiveMom熊谷支部が主催。ワークショップ、パフォーマンス、グルメなど約30の出店・団体がそろった。同支部代表で、自らもアイシングクッキー講座を出展した幸田紗矢香さんは「『親子3世代で楽しむ』が今回のテーマ。『親子で物作りをする楽しさを実感できた』『地域のダンススクールを知るきっかけになった』といった感想があった。定期的に開催したい」と話していた。

 埼玉県全域で活動する同団体は、「ママのプチ起業・創業支援」もミッションの一つに掲げる。今回初めてスタッフとして参加した市内の母親は「久しぶりにキラキラした一日を過ごせた。自分の趣味を生かす場所が少なく県外へ行っていたが、自分の住む熊谷市のイベントに関われてうれしい」と話した。

 荒川公園(河原町2)と隣接する市立文化センターで開かれた「ぱわふるマミーフリーマーケット」も、好天に恵まれたこともあり、両会場には多くのファミリーが集まった。

 第13回を迎え、さめじまボンディングクリニック(太井)で行う「リーブ法母親学級」卒業生ママ中心のボランティアで構成される育児支援団体「育児を支援する会ぱわふるマミー」が主催。前回までのクリニック駐車場から、改修工事もあって会場を移転した。

 ベビー用品などのバザー、寄付で商品を集める農産品販売、ゲームのほか、講演会「きせきの子~出生前診断から障がい児育児まで」も開催。売上の一部は活動資金のほか、チャリティーに充てられるという。

 ぱわふるマミー委員長の影山紋美さんは「隣り合う公園とホールを組合せた今回は、開放感もあり適当な日陰もあり、参加したファミリーも快適に過ごせたのではないか。展示のSLも子どもたちは喜んでいた」と話す。

 両会場間の距離は約3.5キロメートル、車なら10分程度と近く、主催者によると情報誌やSNSで知ってはしごしたファミリーも多く、県外を含む周辺市町村からの参加も多かったという。

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