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小川町で「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」 手すきラベル作りも

昨年の収穫祭の様子

昨年の収穫祭の様子

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 比企郡小川町の霜里農場(比企郡小川町下里、TEL 0493-73-0758)は現在、「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」の参加者を募集している。

「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」のポスター

 6月から来年3月まで全7回の日程で行われる同体験。参加者は下里地区の田んぼで米を育て、無農薬米を使う酒造りに触れ、ユネスコ重要無形文化遺産に登録された「細川紙」の技術を継承する同町の施設で、自分だけのボトルを作るための紙すきを体験できる。

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 2005年に有機農業の理解と移住促進を目的として設立された同会。参加者は延べ1000人を超え、毎年参加するリピーターや、米作りから有機野菜作りへ学びを広げるほか、移住して就農する人もいるという。

 「季節ごとに移り変わる里山風景の素晴らしさと、地域の人の優しさが印象的だった」と話すのは第1回の参加者で、その後、同町に移住した岩崎信子さん。現在は同会の事務局を運営する。当時2人の子どもと一緒に都内から農業体験に通い、収穫祭で食べた羽釜のおにぎりのおいしさに感動したという。

 岩崎さんは「ほとんどの参加者は農作業が初めて。昔ながらの里山の風景の中、豊かな生態系に触れながらの田植えや草取りに、大人も子どもも目を輝かせている。自分たちが食べているものがどのようにして作られるのか、初めて目の当たりにして『農家さんの苦労が分かった』という声も聞かれる」と話す。「この地で40年以上もの間、有機農業を続けてきた霜里農場、金子美登さんの田んぼは土が違う」とも。

 初回の田植えは6月10日。参加費は、大人=1万5,000円、中学生以下=2,000円。定員は80人。申し込みは申し込みフォームまたは往復はがきで受け付ける。