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行田のオートレストラン「鉄剣タロー」が30周年 開店以来のレトロ自販機も健在

コイン投入から約20秒で「てんぷらうどん」が出来上がる

コイン投入から約20秒で「てんぷらうどん」が出来上がる

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 行田の国道17号線バイパス沿いにあるオートレストラン「鉄剣タロー」(行田市下忍)が7月、30周年を迎えた。

チーズバーガー、トーストサンドも熱々で出てくるレトロ自販機

 オートレストランとは、自動販売機による食品の販売および摂食できる設備を備えた施設のこと。24時間営業で無人の店舗が多い。コンビニエンスストアなど24時間営業の店が普及した現在、多くのオートレストランが閉業するなか、同店は1988(昭和63)年の開業以来、自動販売機による食品販売、食事ができる設備、ゲーム機を備え、年中無休で営業している。

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 自動販売機は缶ドリンクのほか、うどん、トーストサンド、チーズバーガー、カップラーメン、アイスクリーム、菓子、つまみなど11台。中でも開店当初から置かれ、何度も不具合で動かなくなり修理しながら稼働しているというレトロ自販機のうどん(300円)、トーストサンド(220円)、チーズバーガー(220円)は、コインを投入して数十秒後には商品が熱々の状態で出てくる。

 2015年ごろから「レトロ自販機ブーム」で、現在も県内外から訪れる客があり、どの販売機も週末や連休は多いときに1日で100個以上の売り上げがあるという。

 店内に置かれた「コメントノート」は現在30冊目。「ずっと来たかったので来られてうれしい」「チーズバーガーおいしかった」「レトロな雰囲気がいい」などの感想のほか、「これからも応援している」「ずっと営業を続けてほしい」という応援メッセージも多く見られる。

 30周年感謝企画として今月31日まで、「開業当時(昭和63年)の気分を味わってほしい」と現在110円、120円の商品を100円で販売している。