食べる 暮らす・働く

熊谷でこども食堂「熊谷なないろ食堂」 学生ボランティアも活躍、夏祭りも

子ども食堂で活動する学生ボランティアの様子

子ども食堂で活動する学生ボランティアの様子

  •  

 こども食堂「熊谷なないろ食堂」が8月23日、熊谷市勤労青少年ホーム(石原)で開かれる。主催はNPO法人「SK人権ネット」。

25日、熊谷市役所隣りの中央公園で開催する夏祭りの案内

 2018年4月から毎月第4木曜に開いているこども食堂。毎回主婦ボランティアが料理を10品ほど作り提供している。回を重ねるごとに参加者が増え、先月は55人の利用者と22人のボランティアが集まった。代表の山口純子さんは「来てくれる子どもは幼児から高校生まで年齢層も幅広い。一度食べに来てくれた子どもが友達を連れて来てくれたり、SNSを見て問い合わせてくれたりして、徐々に広がっていてうれしい」と笑顔を見せる。

[広告]

 「私自身、働いていて子どもを学童へ預けていた時は、『疲れて夕食を作りたくない』なんて思ったこともあった」と話す山口さん。「保護者の仕事が忙しくて帰りが遅いとき、体調が悪いときなど、気軽に食堂を利用してもらいたい」と話す。「参加者から『いつもは子どもと2人なので楽しい」という声もあった。年齢や立場に関係なく食卓を囲み、コミュニケーションを取りながら食事することは子どもの健全育成にとっても必要なことだと思う」とも。

 学生ボランティアも多数参加。積極的に子どもと関わり、折り紙を折ったり宿題を見たりと学習支援も行っている。子どもも自分と年齢の近い学生に会えることを楽しみにしており、「あのボランティアさんに会いたいからまた来る」と話しているという。山口さんは「学生ボランティアさんから『今度こんなことをやってみたい』と提案してくれることもあり、全体に良い雰囲気ができている」と話す。「ボランティアさん同士で新しい出会いもあり、それぞれの活動につながるといい」とも。

 子ども食堂を運営していて難しいのは「人数が未定なので、開いてみないと食材が足りるかどうか分からないこと」と山口さん。「家庭菜園から野菜を分けてくれる方や調理を手伝ってくれる方、定期的に寄付してくれたりする方に恵まれて、ボランティアさんも参加人数も増えてきた。9月からは開催を2回に増やす予定」と意気込む。

 「25日は、熊谷市役所隣の中央公園で『夏祭り』を開きフード販売やクッキーの型抜き体験なども予定している。いつものボランティアさんもいるので『熊谷なないろ食堂』の雰囲気を見に来てみては」と呼び掛ける。

 開催時間は17時~19時30分。中学生以下・70歳以上無料、高校生以上は200円。