熊谷初の野外フェス「熊谷圏オーガニックフェス2018」が9月23日、熊谷スポーツ文化公園(熊谷市上川上)で開かれる。ラグビーワールドカップ2019開催1年前イベント、第25回熊谷市ラグビー祭りも同時開催される。
「地元愛を育む=ホームグロウン」をテーマに、土地ならではの自然や伝統、文化、個性を守り、新たな可能性を育てるために企画された。主催者は「熊谷と埼玉を愛する人たち、地元を愛する人たち、そして世界を、地球を愛する人たちが集結するフェスを目指している」としている。
オーガニック&サステナビリティー(持続可能な未来への取り組み)をコンセプトに、音楽とトーク、7つのテーマに分かれ約150店舗が出店するフード&マルシェのテーマパークのほか、県内全63市町村のキーマンを紹介する展示などを展開する。
環境持続型のイベントとして「マイ食器持参」を推奨し、持参すると注文時に100円引きとなる。フード・マルシェ各店ではリユース食器を使用。使用後に回収ブースへ返却すると先着1万人に、ラグビー観戦チケットなどの賞品が当たる抽選券を進呈する。会場内の4つのエコステーションは、リユース食器の返却、マイ食器の洗い場、ごみゼロナビゲーションとして機能する。
音楽&トークステージでは、アーティストによるライブやゲストによるトークを展開。県内で同日開催される「全国ろうあ者体育大会」の選手らも参加し、耳の不自由な人にも音楽を体験してもらおうと、髪の毛で音を感じる新しいユーザーインターフェース「Ontenna(オンテナ)」の体験専用エリアを設定する。
場内では、クラウドファンディング応援企画としてナガオカケンメイさんのトークショー、D&DEPARTMENT SAITAMA by PUBLIC DINERのポップアップ出店や、d SCHOOLとして「藍染め」「草加煎餅」について学ぶワークショップ、各ビレッジを結んだスタンプラリーも展開する。
開催時間は10時~17時。入場無料。