深谷特産の「深谷ねぎ」を模した「ねぎライフル」を考案・制作した東洋大学ライフデザイン学部の学生らが10月12日、深谷市長を訪問し実演を行った。
「ねぎライフル」は、東京2020オリンピック・パラリンピックで、県内が会場となる射撃競技の認知度を上げようと、東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科、柏樹良准教授のゼミ生が考案。東洋大と交流のある県南西部地域振興センターも協力して制作した。
ネギの形がライフルに似ていることから「深谷ねぎ」をモデルに3Dプリンターで造形した。実際にビームが出て、標的に当たると県マスコットの「コバトン」など、ゆるキャラが現れる仕掛けを施す。これまでに県南西部地域のイベントで披露し、1000人以上が体験に参加。子どもを中心に来場客へPRしてきた。
訪問では小島進市長と深谷市イメージキャラクター「ふっかちゃん」を前に、制作に携わった学生が「ねぎライフル」を紹介。「構想段階からふっかちゃんとのコラボを実現させたいと思っていた」と話し、来月行われる大学祭に「ぜひ来てほしい」と招待状を手渡した。
小島市長は「ねぎを生かしたライフルを作っていただき、とても感謝している。『ねぎライフル』が『深谷ねぎ』のPRにつながるのでうれしい。当市も『ねぎライフル』をPRしていけるよう積極的に協力したい」と話した。学生たちはライフルの操作方法を市長とふっかちゃんに説明し、2人は「ねぎライフル」体験を行った。