子どもから大人まで楽しめるファミリーミュージカル「にじいろの傘」が11月11日、嵐山町のNWEC(国立女性教育会館)講堂で上演される。主催は演劇集団いと。
東松山市出身の女優井上仁美さんと以前から演劇に携わってきた飯嶋紘子さんが、演劇を通じて地元の子どもたちを育てたい、演劇で人々を幸せにしたいと「青少年育成」を目的に出演者を募集。2016年に劇団を立ち上げ、今回旗揚げ公演となる。
題材はシンガー・ソングライター高田虎太郎さんの曲「にじいろのかさ」を元に脚本を起こしたもの。芝居だけでなく踊りや歌なども交えた総合エンターテインメントになっている。出演者は7歳~57歳までと幅広く、芝居初挑戦という人もいる。
「大人も子どもも、プロの役者も初心者も一緒に1つの舞台を作ることで、互いに成長し、舞台を作り上げる楽しさを感じている」と話すのは制作の飯嶋さん。「ダンサー最年少は7歳。世代や立場も異なるメンバーが切磋琢磨(せっさたくま)し、完成度の高い作品に仕上げてきた。チケットも残りわずかだが一人でも多くの方に見ていただけたら」と話す。「社会問題をいくつも取り入れているので、世代によって見る視点が変わるところも作品の魅力」とも。
12時30分開場。13時開演。チケットは、前売り=1,500円、当日券=1,800円。