行田の十万石ふくさや(行田市行田、TEL 048-556-1275)が映画「翔んで埼玉」とコラボレーションし、2月1日、映画公開記念限定販売商品「『翔んで埼玉』コラボレーション十万石まんじゅう」を発売した。
「十万石まんじゅう」は、江戸時代にこの地を治めた「忍(おし)藩」の石高10万石にちなみ、小豆一粒米一粒への熱いこだわりから生まれた薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)。版画家・棟方志功が手掛けた「うまい、うますぎる」のキャッチコピーで知られる埼玉県を代表する銘菓。
埼玉県を舞台にした映画をきっかけに県内を活気付けたいと、今回、期間限定商品の販売を決めた。
「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」など埼玉県民には苦痛ともいえる内容も多い同作。作品を観た担当者は「初めは内容に戸惑ったが、見ているうちに埼玉いじりだけではなく『埼玉愛』が感じられた。『郷土愛』を改めて確認できる作品、応援したい」と話す。
コラボを記念して、抽選で2月22日から全国の上映映画館で鑑賞できる「翔んで埼玉全国共通特別鑑賞券」や「十万石まんじゅう携帯ストラップ」などが当たるプレゼントキャンペーンを実施。一部店舗を除く販売店内に設置する「応募箱」で応募できる。
行田本店の石井伸也店長は「日頃からご利用いただいているお客さまはもちろん、幅広い世代の方々に埼玉県や行田市を知ってもらうきっかけになれば。奇想天外な埼玉郷土愛と向き合いながら、コラボした十万石まんじゅうをご賞味ください」と話す。
価格は5個セットで575円(税抜)。キャンペーンは15日まで。