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行田でおもてなしイベント 子ども向けワークショップや「インスタ映え」フォトスポット設置も

市内の観光マップを手に来場を呼び掛ける山口さんと飯嶋さん

市内の観光マップを手に来場を呼び掛ける山口さんと飯嶋さん

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 行田の藍染め体験工房「牧禎舎(まきていしゃ)」(行田市忍)で12月23日、癒やしとアートをテーマに「足袋蔵の街!行田おもてなしイベント」が初開催される。主催はリラクセーション・サロン「エール」(行田市城西)。

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 同サロン社長の山口久美さんは「以前お客さまを招待して市内を案内し喜ばれた」と話す。同施設で「市内外からの来場客をもてなししたい」とCPCのプランナー飯嶋紘子さんに相談したのをきっかけにイベントが実現した。

 足袋工場跡1階では、ハンドメイドやパワーストーンなど35の作家が展示や販売を行うほか、アクセサリーやラメルヘンテープを使った小物などの「手作り体験」、ロミロミやタイ古式マッサージなどの「癒やし体験」を提供する20のワークショップを用意する。

 施設の母屋では、「呼吸法とマインドフルネス瞑想」、整理収納アドバイザーが教える「生活に直結!お片づけセミナー」など6講座を10時から1時間ごとに開催する。講座定員あり、先行予約者優先。

 工場跡2階部分は「タイムスリップ」をコンセプトに美術館に見立て、絵画や版画、書、蒔絵(まきえ)、陶芸、照明、カービングのアーティストらが作品を合わせる。フロア全体を1つの作品に見立てて、来場者が作品の一部となって撮影できる「インスタ映え」するフォトスポットも設置する。

 企画した飯嶋さんは「行田を歩いて感じるのは、町並みや建物の雰囲気がよいのはもちろん、町の人が温かいこと。道を尋ねると、まるで『なじみのご近所さん』かのような親しさで教えてくれる。イベントでは観光マップも配布する。来場者が帰り道や途中で、日本遺産になった足袋蔵を巡ったり、忍城を見たり、商店街を歩いたりして行田の魅力を知るきっかけになれば」と話す。

 「当日は12時から十万石ふくさやさんのおいしい物を進呈するくじ引き大会や、会場内を巡りながら行田の歴史に触れる『謎解きツアー』も企画している。クリスマス前の休日に家族で楽しめるイベントなので気軽にきてほしい。今話題のきねや足袋さんのランニングシューズ『無敵』の試し履きもできる」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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