埼玉の住まい・まちづくりに貢献したいと願い活動する県民やNPO、専門家団体、学校、行政などが交流するイベント「埼玉住まい・まちづくり交流展」が4月20日・21日、行田市の「ものつくり大学」(行田市前谷)と市街地で行われる。主催は日本建築学科関東支部埼玉支所。
「第19回 埼玉住まい・まちづくり交流展2019@行田」スケジュール
県内を巡り情報発信や意見交換など交流を図るイベント。今回は「地域と歩む学び、ひと・もの・まちづくり-図と書を持って町に出よう-」をテーマに行う。
1日目はものつくり大学を会場に、建築家の藤村龍至さんを講師に迎え基調講演が行われるほか、大学敷地内に制作されたル・コルビュジエの「カップマルタンの休暇小屋」の原寸レプリカの見学会を予定。2日目は市内に現存する足袋蔵を歩いて回る「TEKU-TEKUとまちめぐり」や、まちづくりに携わる4人の専門家による「地域を巡る『たび』から行田へ」をテーマにしたリレートークを展開する。期間中会場ごとに日頃の活動や成果をまとめたパネルを展示、展示者とリレートーカーとのディスカッション「行田の足もとから見つめ直すくらし」も企画する。
ものつくり大学の大竹由夏助教は「行田市は古代(さきたま古墳)や中近世(忍城)、近代(足袋蔵)と県内屈指の地域遺産を持っている。地域の皆さまをはじめ、まちづくりに携わる人や関わりたいと思っている人、建築に興味がある人などに参加してもらいたい」と話す。
開催時間は20日=13時30分~16時。21日=10時~16時。参加無料。