熊谷地方気象台は5月24日、同市で今年初の真夏日(日最高気温が 30度以上)を観測したと発表した。
11時40分までの同気象台の最高気温は30.2度。14時10分現在31.0度まで上がった。前日から高気圧に覆われていた日本列島は、朝から晴れて気温が上がり各地で今年最高気温を観測。気象庁は週明けまで暑さが続くとして、熱中症への注意を呼び掛けている。
同気象台によれば、観測史上最も早い真夏日は2018(平成30)年と2004(平成16)年、1998(平成10)年の4月22日、最も遅い真夏日は1954(昭和29)年7月26日だった。
市内の八木橋百貨店に設置された「大温度計」前では、買い物客らが日傘を手にパネルを見上げたり、気温を確認したりしていた。北海道から知人に会いに来たという女性は「テレビでよく見る大温度計を見に来た。暑いけど風があるのでありがたい」と話した。市内在住の男性は「年々暑くなるのが早くなっているような気がする。猛暑日(日最高気温35度以上)が来るのも時間の問題かもしれない」と話していた。