熊谷夜間救急動物病院(熊谷市上之、TEL 050-8880-1616)が6月1日、国道17号線熊谷バイパス沿いに開院した。
診察室や待合室のほか、入院室、レントゲン室、手術・検査・処置室を設ける。対象動物はイヌとネコ。小吹貴之院長はこれまで深谷市の動物病院で働いていたほか、横浜市の夜間救急動物病院で多数の手術症例を経験。「さいたま市を境に県北には夜間動物病院がなく、深谷の動物病院で働いていた時、飼い主も動物病院も困ることが多かった。緊急時にいつでも頼れる夜間病院があれば」との思いから開院したという。
開院してから20日近くたつが、現在さまざまな地域から患者が来るという。「前橋や大宮にも夜間動物病院はあるが24時以降も開いている病院は関東でもごくわずか。高崎・前橋・伊勢崎・上尾・桶川・秩父・羽生のほか、栃木などからも患者は来る。皆さんの思いに応えることができて良かったと思う反面、年中無休で僕自身も働いてしまっているので、これから獣医師を増やしさらなる体制を整えていきたい」と小吹院長は意気込みを語る。
診察時間は19時~翌5時。