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行田の煎餅店が新商品「蓮サイダー」 花蓮の香り表現

蓮サイダーを手に紹介するスタッフ

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 行田の煎餅店「戸塚煎餅店」(行田市忍、TEL 048-556-3467)が6月11日、新商品「蓮サイダー」の販売を始めた。

行田・戸塚の煎餅店が新商品「蓮サイダー」 花蓮の香り表現

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 関東を代表するハスの名所として知られる同市。観光スポット「古代蓮の里」には地元で発見された古代蓮「行田蓮」を含む42種類、約10万株以上の花蓮が集まる。

 ハスの実を使った商品は以前からあるが、開花した時に広がる香りもハスの魅力の一つと考え「蓮サイダー」として表現した。店主の戸塚昌利さんは「うちは炭火焼堅焼煎餅の専門店。創業以来炭火で焼いた煎餅の香りを守ってきた。新商品もアロマ効果もあるという花蓮の香りにこだわった」と話す。

 ハスの香水やお茶など香るのは雄しべの部分。花そのものを使った商品もあるがサイダー作りに向かず、口に含むと香りの感じ方も変わってしまうという。同店は香りの専門家に依頼し2年かけて試作を繰り返した。戸塚さんは「口にするとハスの香り、後からハーブのような香りがふわっとする。暑い夏にぴったりのさっぱりしたサイダーが出来上がった。そのまま飲んでもいいが焼酎などアルコールで割っても合う。口に含んで香りを感じてから飲んでみてほしい」と話す。「ご当地サイダーとして市内外はもちろん、全国にあるハスの公園や名所へも提案していきたい」と意気込む。

 同店のほか、観光情報館ぶらっと・ぎょうだ、古代蓮の里内の売店でも販売する。

 価格は1本270円。

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