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熊谷駅近くにコーヒーショップ「FRUITFUL COFFEE」 新しいコーヒー体験を

「新しいコーヒー体験を」と話す店主の高橋さん

「新しいコーヒー体験を」と話す店主の高橋さん

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 コーヒーショップ「FRUITFUL COFFEE(フルートフルコーヒー)」(熊谷市筑波)が熊谷駅北口駅西通りにオープンして2カ月がたった。

プアオーバー方法でコーヒー抽出中の高橋さん

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 熊谷駅北口ウエーブ状の駅西通りに面し、入り口扉のガラスにリース型のマークが目を引く同店は、コーヒーの国際認定資格を持つ店主、高橋清純さんが「地元の熊谷で新しいことを始めたい。店名の『FRUITFUL』の意味にあるようにお客さまに有意義な時間を過ごしてほしい」と開いた。

 黒い壁に白文字で店名が浮かぶスタイリッシュな雰囲気の店内にカウンター4席と2組のソファ席を設ける。「お客さまとお話しできる店にしたい」と広めに配置したカウンターには、高橋さんがさまざまなトップロースターから仕入れたコーヒー豆の見本や、6種類の抽出器具が並ぶ。

 熊谷近郊では同店でのみ扱っているというコーヒー豆は、日本をはじめ、ニュージーランド、アメリカ、ノルウェーなど7カ国から15品目をそろえる。全て試飲ができ、コーヒー好きの客に「東京まで行かなくてよくなった」「海外でしか飲めないと思っていたものが飲める」と好評を得ている。

 メニューは、好きな豆と好きな抽出方法を選べる「ブラック」(500円)、「エスプレッソ」(450円~)、「カフェラテ」(600円~)などのコーヒーメニューのほか、コーヒーが苦手な人には、ドライフルーツとハーブを使った「フルーツティー」(600円)、旬のフルーツを低温圧搾した「フレッシュジュース」(500円~)などを用意し、コーヒーを含め全てテークアウトに対応する。テークアウトのみのコーヒー「クイックブリュー」(300円)はリピーターも増えている。

 デザートも自家製で、「コーヒーゼリー」(700円)、旬のフルーツを使った「フルーツティーのジュレブラマンジェ」(500円)など季節メニューも用意する。コーヒー豆販売のほか、市内のパン店「ブーランジュリ マツオカ」のパンも販売する。

 オープン1カ月目と2カ月目に試飲イベントを開催。SNSでつながりを持った常連客同士が店で初めて顔を合わせ話が弾む様子が見られたという。3カ月目を迎える10月にはジャズライブイベントを予定している。

 高橋さんは「コーヒーの体験スペースとして利用してもらいたい。お客さまの『よく分からないのですが』というところから始めたいので質問は歓迎。苦くないコーヒーが好きな人はあえて深入りを試してみるなど新しいコーヒー体験をしてほしい。『嫌いと思っていたのに飲んだらおいしかった、新しい発見ができてうれしい』との声も頂いている」と話す。「飲んでもらうのが分かりやすいので気軽に試飲して、店内でゆっくりしてもらえれば」とも。

 営業時間は9時~21時。

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