熊谷市役所(熊谷市宮町)で3月30日、「立正大学と道の駅『めぬま』の連携成果報告・贈呈式」が行われた。
贈呈式では、立正大学地球環境科学部の学生と道の駅「めぬま」が共同制作した、妻沼の歴史・文化・自然を楽しむ2種類の地域情報パンフレット「めぬまっち」「妻沼自然教室」3000部が熊谷市に寄贈された。
「めぬまっち」を担当した同大学学部3年生の鈴木雄太さんは「県北の人たちだけでなく、東京など遠くの人にもパンフレットを見てもらい、妻沼まで足を運んでもらえれば」と話す。
「妻沼自然教室」を担当した同大学学部3年生の長谷川樹生さんは「妻沼には歴史的な建造物や文化があるが、自然も豊富で旬の花や野菜がたくさんある。ぜひ知ってほしい」と話す。
2人は「今後はこのパンフレットをJR熊谷駅や秩父鉄道にも置いてもらえるよう努力し、妻沼を周知していきたい」と声をそろえる。「ここまでやってこられたのは地域の人たちに支えられたおかげ。今後はパンフレットだけでなく動画やツアーなどでも妻沼のよさを伝えたい」と意気込む。
同パンフレットは、立正大学熊谷キャンパス、道の駅「めぬま」、熊谷市役所、熊谷市観光案内所に設置する。