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熊谷で盆踊り大会 コロナ禍で地域の在り方模索「中止でなく対策を」

検温やマスク着用などコロナ対策しながら開催した「納涼大盆踊り大会」。およそ300人が参加した

検温やマスク着用などコロナ対策しながら開催した「納涼大盆踊り大会」。およそ300人が参加した

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 熊谷市の市街地を流れる星川で9月12日、納涼大盆踊り大会が行われた。主催は熊谷まちなかモール委員会。

「ラバーダックレース」も行われた。星川を囲み参加者らがレースを見守った

 新型コロナウイルス感染症の影響で夏祭りが中止される中、熊谷らしいお祭りを楽しもうと企画。星川沿いのお祭り広場から星川商店街を通行止めにし、大路地の交差点周辺に人々が集まった。

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 昨年はラグビーワールドカップで実施されなかったものの、例年コミュニティー広場で行われていた同盆踊り大会。今年で9回目を迎える。コロナ禍でも盆踊りを楽しんでもらおうと今年はウェブ開催を試み、7月、8月にもユーチューブで「Web盆踊り大会」をライブ配信し「ステイホーム」で会場と一緒に楽しめる盆踊りの場を提供してきた。

 当日は星川通り入り口に受付が設けられ、入場者の体温をチェック、マスクの着用、アルコール消毒液の設置など各所に対策が講じられた。

 18時と19時30分に行われた盆踊り。熊谷市が生んだ郷土の偉人「熊谷次郎直実公」をうたった「直実ぶし」や「炭坑節」「Hotあついぜ熊谷」「熊谷カーニバル」「熊谷まつり音頭」「新熊谷音頭」「ビューティフルサンデー」などを流した。市内小学校の運動会で必ず踊るという市民に愛される名曲から世代を超えて踊り継がれる人気曲まで、子ども大人もやぐらを囲んで輪になって踊った。

 浴衣姿で参加した小学生は「踊って楽しかった」と笑顔を見せ、母親は「小学校でもらったチラシで知った。今年はうちわ祭も中止になって寂しく思っていたのでうれしい。夏の思い出ができたと思う」と話した。市内在住の女性は「今年初めての盆踊りだった。コロナで自粛ばかりなのは仕方ないと思うが、やっぱり人と人が輪になって踊る楽しさは言いようがない。野外で対策もできていたと思う」と話していた。「盆踊りも地域の文化だから続いてほしい」とも。

 共催した「アツいまち」代表理事の中島雄平さんは「新型コロナウイルスの影響で熊谷の経済は大きな打撃を受けている。その熊谷をどうにかしたい、コロナに対して立ち向かわなくてはならないと有志で集まり、皆の力で開催できた。今後は『やらない』のではなく、『どう対策をするのか』を考え、地域の元気を取り戻すために少しずつ前進していければ」と話した。「前例ができた。ここから熊谷は歩み出していく」とも。

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