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熊谷駅前「直実像」ライトアップ 点灯イベントで直実節など野外ライブ、生配信も

熊谷次郎直実の半生を歌った「直実節」を踊るメンバー。点灯イベントは動画配信する

熊谷次郎直実の半生を歌った「直実節」を踊るメンバー。点灯イベントは動画配信する

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 JR熊谷駅北口ロータリーで12月1日、「直実像」ライトアップ点灯イベントが行われる。主催は熊谷商工会議所青年部。

12月1日からワイルドナイツのチームカラー「ブルー」にライトアップされる「直実像」とスタッフ

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 直実像とは平安時代末期から鎌倉時代初期の武将、熊谷直実(くまがいなおざね)」の銅像でJR熊谷駅北口にある。ラグビートップリーグのパナソニック・ワイルドナイツを応援し、市街地活性化を目的に12月1日から実施する「直実像ライトアップ」の始まりを印象付けようと同青年部が点灯イベントを企画した。

 18時から始まる直実像点灯に合わせて音楽バンド「Comode(コモド)」のメンバーが「 ワールドインユニオン」「馬と鹿」「ヒーロー」などを生演奏する野外ライブを開催。ラグビーワールドカップで聞き覚えのある曲の後、熊谷次郎直実の半生を歌った「直実節」を演奏し同青年部と「直実節を踊ろう会」のメンバーが扇子を手に舞いを披露する。当日はユーチューブを使ったライブ動画配信を行う予定。

 出演する「直実節を踊ろう会」代表の戸森恵美さんは「小学生が運動会で踊ることで有名な直実節は熊谷ならではの踊り。熊谷で何かある際には誰もが踊れるように踊りを広めたい。踊ることにはエネルギーがあり、一緒に踊ることでさらに盛り上がる、熊谷だけでなく他の地域でも踊りを通じてコロナ収束後につなげられるよう活動を続けていきたい」と笑顔を見せ、コモドの松井清さんは「今回は歌ではなくサックスがメロディーを聞かせる直実節を楽しんでもらえたら。コロナ禍で活動が難しいが、野外ライブと生配信でたくさんの人に音楽と踊りを届けたい」と話す。

 青年部は点灯イベントをはじめ、星川の川岸イルミネーション、トリックアートなどフォトスポットを設置。青年部令和2年度会長の島田義信さんは「毎年青年部で行ってきたイルミネーションのアイデアを協力する形で、今回まちづくり熊谷が主催する直実像ライトアップとコラボ、『直実節を踊ろう会』『コモド』ともコラボする。今後も自分たちの活動だけでなく横のつながりを大切に相乗効果で町を盛り上げていきたい」と意気込む。「今年は新型コロナウイルス感染症の影響で人と人が集まりにくい状況だが、お互いに気を付けながら楽しんでもらえれば」とも。

 ライトアップの点灯時間は日没~23時。3月25日まで。

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