社会人ラグビーチーム「パナソニックワイルドナイツ」の選手とチーム関係者が6月3日、熊谷市の富岡清市長を表敬訪問し、日本選手権を兼ねたトップリーグプレイオフトーナメントの優勝を報告した。
市職員らが拍手で迎える中、市長室に訪れたのはパナソニックワイルドナイツの竹山晃暉選手とチーム関係者ら。パナソニックスポーツ事業センターの久保田剛所長は「優勝できたことも素晴らしいが、フェアプレーチーム賞を頂いたこと、選手家族を含めコロナ感染者を1人も出さずにシーズンを終えることができたことも誇らしい」と3つの喜びを伝えた。
同チームはこれまで群馬県大泉町、太田市を本拠地として活動してきたが、今夏熊谷市に活動拠点を移す。飯島均ゼネラルマネジャーは「優勝という今年の目標は達成したが、今年と来年は意味が違う。大泉・太田に対する感謝、熊谷に対する感謝を結果として歴史に残すことは優勝以上の価値があると考えている」と新リーグ初代チャンピオンへの意気込みを語った。
富岡市長は「優勝報告を頂きうれしい限り。フェアプレーチーム賞や竹山選手が新人賞を受賞されたのをはじめ、MVP、ベスト15にたくさんの選手が表彰されていて素晴らしい。新リーグでもこの勢いを維持、発展されると期待している。応援する自治体は多いが、応援の中心は熊谷でありたい」と笑顔を見せた。
訪れた竹山選手をはじめチーム内には熊谷在住の選手もいる。竹山選手は「熊谷の皆さんの応援はいろいろな意味で熱い。チームメンバーも熊谷でプレーすることをうれしいと感じている。これからも暑さに負けない熱い応援をお願いしたい」と話した。