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行田でライトアップイベント「希望の光」 城と花手水などの映えスポット巡り、夜のまち歩きを

行田八幡神社の花手水ライトアップ(前回の様子)

行田八幡神社の花手水ライトアップ(前回の様子)

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 水鉢一面に花を浮かべ飾る「花手水(はなちょうず)」のライトアップイベント「希望の光」が6月5日、行田市内で行われる。

行田『花手水week』散策マップ

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 今年4月から始まったイベント。毎月第1土曜の日没後に開催し、忍城址や行田八幡神社、前玉神社、観光物産館「ぶらっと♪ぎょうだ」、バスターミナル観光案内所をはじめ、商店街や民家の軒先など40カ所以上の花手水を一斉にライトアップする。毎回市内外から来場者があり、花手水マップを手に夜の町歩きを楽しむ人々の姿がある。

 メイン会場は忍城址、行田八幡神社、前玉神社。石田三成の水攻めにも耐えた「浮き城」を再建した忍城址の花手水は、忍城高麗門に続く橋のたもとに置かれライトアップした忍城と花手水の組み合わせが楽しめる。

 さきたま古墳群に隣接する「前玉神社」の花手水は、参道と明治神社それぞれの水屋。高さ8.7メートル、周囲92メートルの浅間塚古墳の上る同神社のライトアップは社に続く階段にも光をともし、神社を包み込むような光の風景が見られる。

 行田八幡神社の花手水は、現在6カ所。ライトアップイベントでは「花手水」が引き立つように、本殿脇の足元を照らす光の回廊や社務所前の竹細工を使った明かり、季節の花をあしらったボタニカルキャンドルを配置、神社と花手水を主役に、厳かな「侘び寂び(わびさび)」を感じられる光を演出する。

 会場周辺の駐車場は、行田市役所、行田市商工センター、忍城バスターミナル、行田八幡神社第2・3・4駐車場(八幡神社内は利用不可)、前玉神社駐車場が利用できる。

 病を封じる「封じの宮」として知られる行田八幡神社が「花をめでて心を癒やしてもらおう」と始めた花手水の取り組み。参拝者やSNSで話題となり、周辺施設や店舗、近隣住民が協力して行田に訪れる人を花手水でもてなそうと、昨秋からは、毎月1日~15日(11月と1月は16日~月末)に期間限定で開催している「花手水Week」、さらに毎月のライトアップイベントと、市内全体に広がりを見せている。

 開催時間は日没~20時30分。11月と来年1月は第1土曜に代わり第3土曜が開催日になる。新型コロナウイルス感染症対策のため、来場者にマスク着用やソーシャルディスタンスを呼び掛ける。

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