国営武蔵丘陵森林公園(滑川町山田、TEL 0493-57-2122)で現在、手のひらサイズのヒマワリが満開の見頃を迎えている。
「やまゆり」はこれから見頃、7月下旬にかけて順次開花し、園内各所で約3,000株が楽しめる
中央口からおよそ1キロ、運動広場にある約1,000平方メートルの小さな花畑に約1,500株植えられたヒマワリ。高さ1メートル、手のひらサイズの品種「サンフィニティ」で、辺り一面に鮮やかな黄色い花を咲かせている。気象庁が関東甲信越地方の梅雨明けを発表した16日、同園のある比企地域も午前中から気温が上がり、昼過ぎに30℃を超えた。来園した人々は帽子をかぶったりタオルを首に掛けたりしながらヒマワリ畑を眺め、楽しんでいた。川越市から訪れた夫婦は「いいね、花が笑ってるようだ」「小さくてかわいい」と話し、カメラやスマホを手にシャッターを切っていた。
畑のヒマワリは周囲から眺められるようにまとまって咲き、3カ所に分かれて植えられている。撮影場所や方法によっては、「ヒマワリ畑の中心」にいるような写真も撮影可能。同園スタッフによると、一株にたくさんの花が咲くのが特徴という。6月下旬から咲き始め次々とつぼみを開き、7月中は見頃が続く見込み。
同園は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、一部施設で利用制限を設けており、現在「モリ森ボール」「水遊び場(西口エリア)」「渓流広場水遊び場」は感染拡大防止のため利用中止。「ぽんぽこマウンテン」は、混雑時一回につき最大100人までの時間交代制で利用可能、土曜日曜および祝日は中学生以下のみ利用としている。今後感染者数拡大の場合は再度臨時休園を実施する場合があるなど、状況に応じ対応する。
開園時間は9時30分~17時。夏の早朝開園として7月22日~25日、31日、8月1日、7日~15日の15日間は指定エリア(西口、中央口エリア)のみ7時開園。入園料は、大人(高校生以上)=450円、シルバー(65歳以上)=210円、小人(未就学児・小・中学生)無料。