学校給食でおなじみの「アーモンドフィッシュ」が9月21日から、「ワイルドナイツコラボアーモンドフィッシュ」の限定パッケージで熊谷市内の学校給食に登場する。

市内小中学校の学校給食用に10万食分を寄付

　香ばしいローストアーモンドと甘めに味付けした小魚（かたくちいわし）の袋菓子。長年「アーモンドフィッシュ」を製造、販売している熊谷市の食品会社「藤沢商事」がラグビータウン熊谷で食育を通じたラグビーの普及と「埼玉パナソニックワイルドナイツ」本拠地移転の歓迎を込めて企画。熊谷市へ10万食分を寄付した。

　学校給食でも採用されている同社のロングセラー商品。企画限定パッケージにはアーモンドフィッシュオリジナルキャラクターの「ばんのうくん」と共に、ワイルドナイツのロゴ、「ワイルドナイツを応援しよう」のメッセージが印刷されている。コラボについてパナソニックワイルドナイツの広報担当者は「うれしい提案をいただいた。給食で食べて育ったアーモンドフィッシュとのコラボは感慨深い」と話す。

　学生時代ラガーマンだった藤沢商事の藤澤裕文取締役は「ワイルドナイツが熊谷に来てくれたことで、子どもたちにさらにラグビーに興味を持ってもらいたい。ラグビーの話題が増えるといい。地元に恩返しの思いも込めて町全体の活性化につなげたい」と意気込む。

　内容量は8グラム。熊谷市内の小中学校は9月17日まで新型コロナウイルス感染防止の観点から午前のみの授業で給食中止としているため、給食再開の21日から順次提供する予定。来年3月まで。