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熊谷で「自宅療養者お見舞いセット」受け付け始まる 周辺自治体でも

自宅療養に必要な食料品や生活用品を詰め合わせ、「置き配」で届ける「自宅療養者お見舞いセット」(画像提供:熊谷市)

自宅療養に必要な食料品や生活用品を詰め合わせ、「置き配」で届ける「自宅療養者お見舞いセット」(画像提供:熊谷市)

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 熊谷市が9月2日、新型コロナウイルス感染症の陽性者で自宅療養中の人に食料品や日用品を提供する「熊谷市自宅療養者お見舞いパック」の申し込み受け付けを始めた。

自宅療養の手引き、日用品も届ける(画像提供:熊谷市)

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 市内で陽性者が急増していることを受け、熊谷市が独自に支援を行う。対象は新型コロナウイルス感染症で陽性となり、自宅療養を余儀なくされている市民。陽性者1人につき1件の申し込みが可能で、4人家族で陽性者が2人の場合は2セット申し込むことができる。同市危機管理課(TEL 048-524-1111)に電話または電子申請で申し込むと、近日中に非対面で自宅の玄関前などに「置き配」で届けるという。

 パックには、スポーツドリンクや野菜ジュース、ゼリー飲料、レンジご飯、レトルトおかゆ、カップラーメン、インスタントみそ汁など7日分の食料品と、マスクや消毒用アルコール、キッチンペーパーなどの日用品を詰め合わせる。

 8月31日現在、市内の自宅療養者は約150人。この日市役所を訪れていた市内在住の女性は「もし家族全員が陽性者になったときのことを考えると支援があるのはいい。災害用に買い置きしてあるが、自宅療養となると、いつまでなのか先行きが不安になると思う」と話していた。

 埼玉県は保健所を通して配食サービスなどを行っているが、熊谷広域圏では羽生市と加須市で食料品や日常生活用品を届ける生活支援、行田市で食料品や日用品の購入代行や療養上の困り事を聞き取るなど、各市独自の自宅療養支援を開始している。

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