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森林公園で過去最大規模の赤ソバが見頃 今年は85万本、一面に

南口・中央口から徒歩約20分の場所にある運動広場の花畑、約8500平方メートル(10月11日撮影)

南口・中央口から徒歩約20分の場所にある運動広場の花畑、約8500平方メートル(10月11日撮影)

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 国営武蔵丘陵森林公園(滑川町山田、TEL 0493-57-2122)で現在、赤ソバの花が見頃を迎えている。

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 場所は南口・中央口から徒歩約20分の場所にある運動広場の約8500平方メートルの花畑。約85万本の赤ソバが鮮やかなピンク色の花を咲かせ、小さな花が風に揺れる様が楽しめる。

 赤ソバはヒマラヤ原産のタデ科ソバ属の植物で、種まきからおよそ1カ月で見頃を迎える。草丈を伸ばしながら成長し気温が下がると色の鮮やかさが増すという。昨年は赤ソバ10万本と羽毛ゲイトウを同花畑で栽培していたが、今年は赤ソバのみ。過去最大規模に面積を拡張し、春のアイスランドポピーを超える奥行きのある広さで辺り一面をピンク色に染めている。

 撮影した11日は平日にもかかわらずカメラマンや家族連れ、グループで訪れる人などの姿があった。都内から子どもを連れて来た女性は「来たのは学生の遠足以来。広くて眺めもよく花も楽しめた。ドングリ拾いが目的だったが、至る所にあって子どもも楽しんでいた」と話していた。

 現在同園ではコリウスも見頃が続き、ダリア花園で約95品種300株のダリアが咲き始めている。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、一部施設で利用制限を設けており、西口ひろばの「モリ森ボール」とバーベキュー施設は利用中止。「ぽんぽこマウンテン」は、混雑時1回につき最大100人までの時間交代制で利用可能。土曜・日曜・祝日は中学生以下のみの利用としている。

 開園時間は9時30分~17時。入園料は、大人(高校生以上)=450円、シルバー(65歳以上)=210円、中学生以下無料。来園者に新型コロナ対策として手洗いやうがいの励行、せきエチケット、密接回避などの対策を呼び掛けている。

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