任期満了に伴う熊谷市長選挙が10月24日、告示された。
熊谷市長選には、元埼玉県議会議員の小林哲也さんと元熊谷市議会議員の閑野高広さん(届け出順)の2人が出馬。これまで4期16年にわたって熊谷市をけん引してきた富岡清市長は今年6月、「次期市長選に立候補しない」と引退を表明していた。
熊谷市の人口は19万4141人。3カ月以上熊谷市の住民基本台帳に記録されている選挙人名簿登録者数は16万5069人(男=8万2385人、女=8万2684人)(9月1日現在)。
2017(平成29)年10月の市長選は無投票、それ以前の投票率は2013(平成25)年10月=32.8%、2009(平成21)年10月=37.24%、2005(平成17)年は無投票だった。今回は同日に熊谷市議会議員補欠選挙、衆議院議員総選挙、最高裁判所裁判官国民審査が行われることで投票率アップも期待されている。
期日前投票は10月25日~30日、熊谷市役所、大里行政センター、妻沼行政センター、江南行政センター(以上8時30分~20時)のほか、熊谷文化創造館「さくらめいと」(10時~20時)、熊谷駅ビル「ティアラ21」の4階・男女共同参画推進センター会議室(13自~20時)でできる。
市選挙管理委員会は、感染症対策としてマスクの着用や投票前後の手指の消毒、混み合う時間帯を避けて来場するよう呼び掛ける。投票用紙に記載する鉛筆には使い捨てのものを用意するが、不安のある人には鉛筆持参も可能。
開票は31日21時から、熊谷市立市民体育館で行われる。