行田の「古代蓮(はす)の里」(行田市小針、TEL 048-559-0770)で現在、「古代蓮の里イルミネーション2021」が行われている。
地上から見たLEDアート。高さ50メートルの展望タワーからは、夜景とイルミネーションが楽しめる
行田の冬恒例のイルミネーションイベントとして、毎年趣向を凝らす同施設。2012(平成24)年にイルミネーション推進協議会を発足、例年市内外から多くの人が訪れる。今年はイルミネーション用LEDライト約9万球を点灯。古代蓮会館前広場では、昨年に続きコロナ禍でストレスを抱える方に癒やしを提供することを目的に、市内花卉(かき)農家の花苗1万4500株を使った「フラワーアート」で「神秘の花蓮」を描き、花蓮のオブジェを配置しフラミンゴでハート模様を描くなどインスタ映えも意識する。今年はLEDの光で絵柄を照らした「LEDアート」もお目見えした。地上だけでなく高さ50メートルの展望タワーからは、夜景とイルミネーションが楽しめる。期間中は閉館時間を21時まで延長。イルミネーションで描かれた「ハスの花」や「光のじゅうたん」は真上から見ると地上絵のように見えるという。
年内の週末には行田市に縁のある演奏家をゲストに迎えプレミアムコンサートを企画。古代蓮会館の入館料のみで演奏を聞くことができる。18日にはシンガーソングライターで「行田市ゼリーフライ大使」の潮崎ひろのさんがダンサーと一緒にゼリーフライの歌「もちもちゼリーフライ」を披露するほか、19日には行田アンサンブル協会、25日には行田音楽家協会のメンバーが冬やクリスマスにちなんだ演奏を行う。
イルミネーションの点灯時間は16時30分~21時。来年1月4日まで。プレミアムコンサートの開催時間は18時~19時。入館料は大人=400円、小中学生=200円。