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行田・隣市の企業が子ども支援団体に卓球台寄贈 クリスマスに合わせて

卓球台を届けた関係者ら。左から「ライブズ」の都所久史さん、青池剛志さん。「きっず’な小見House」の鳥海和代さん、野村昌代さん。新品のラケットとボールもプレゼントした

卓球台を届けた関係者ら。左から「ライブズ」の都所久史さん、青池剛志さん。「きっず’な小見House」の鳥海和代さん、野村昌代さん。新品のラケットとボールもプレゼントした

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 熊谷市の不動産会社「ライブズ」が12月20日、卓球台2台を行田市の子ども支援団体に寄贈した。

新品のラケットとボールもプレゼント

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 社屋移転で、移転先にあった卓球台を譲りたいと思っていた社長の青池剛志さんが、知人を通じて「行田こども居場所ネットワーク」副代表の齋藤真由美さんに相談したのがきっかけ。齋藤さんが行田市内でこども食堂やフードパントリー、学習支援、こどもの居場所などの活動を行っている団体に希望を募ったところ、「柿の木子ども食堂」(行田市下須戸)と「きっず’な小見House」(小見)から手が挙がり、寄贈先が決まった。

 経年劣化で色落ちしていたため「光塗装」(熊谷市円光)に塗装を依頼したところ、同社の髙橋光法社長が「寄贈と聞いて、子どもたちのためなら」と無償で引き受けた。青池さんは「自分の所にあったものが何かの役に立てばと思い、塗装をお願いしただけだが、高橋社長の思いがうれしかった。丁寧に塗り直してもらって新品同様になり、クリスマスに合わせて子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべた」と話す。

 当日は軽トラックで2団体へ卓球台を届けたほか、新品のラケットとボールもプレゼント。齋藤さんは「話を聞いて心が温かくなった。思いのある人たちとご縁ができてうれしい。個々の子どもたちに何かできたら、という純粋な思いが一致した。周りの大人が子どものために連携が取れた取り組みだった」とほほ笑む。

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