
レストラン&バル「elBUVA (エルブバ)」(熊谷市筑波)が2月25日、熊谷駅近くにオープンした。
店主は長年にわたって寄居や熊谷をはじめ都内などで飲食店経営に携わってきた武内章佳さん。しばらく店に立つ機会はなかったというが、「改めて自分の店を」と原点回帰。ミシュランの星付きレストランで腕を振るってきた恩師に声をかけ、「気軽に本格料理を味わえる」「食材以外、できる限り手作りする」をコンセプトに掲げて、「イタリア料理、フランス料理、スペイン料理のエッセンスを取り入れた新しいスタイル」を提案する。
店は焼き鳥店「十一屋」の2階。引き戸の入り口から階段を上がると、店内中央にはオープンカウンターがあり、窓側に並ぶテーブルをダウンライトの光が照らして、落ち着いた雰囲気を演出する。店舗面積は33坪。席数は、カウンター席10席、テーブル席10卓20席。15人からの貸し切り利用にも対応する。
メニューは、「前菜の盛り合わせ」、「ヤリイカと青唐の自家製カラスミパスタ」(以上1,518円)、南フランスの郷土料理「スープ・ド・ポワソン」(1,430円)などのアラカルト(一品料理)のほか、前菜の盛り合わせとパスタ、スープ、肉料理又は魚料理、デザートまでのコース料理(3,520円~)も用意する。野菜は熊谷産を中心に旬の食材を使い、 パンやアイスクリーム、 ソース、ドレッシングなど「調味料」も自家製でそろえる。
武内さんは「食文化のレベルが高い熊谷で新しい風を吹かせたい。今までに食べたことがないような新鮮なメニューを提供して、お客さまを喜ばせたい」と意気込む。「お酒が飲めても飲めなくても、おいしい料理を楽しんで。コースもいいが、アラカルトメニューを中心に、手頃な価格で本格的な味を楽しんでもらえたら」とも。
営業時間は17時~24時。