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熊谷の星川で水かけ祭り 盆踊り大会、とうろう流しと同日に

左から大学生スタッフの市川智康さん、山口夏凜さん、熊谷まちなかモール委員会事務局の長谷川樹生さん。山口さんは「地域の人の温かく熱い人柄に触れ、熊谷市に少しでも貢献できることをうれしく誇りに思いながら活動している」と話す

左から大学生スタッフの市川智康さん、山口夏凜さん、熊谷まちなかモール委員会事務局の長谷川樹生さん。山口さんは「地域の人の温かく熱い人柄に触れ、熊谷市に少しでも貢献できることをうれしく誇りに思いながら活動している」と話す

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 「第2回KUMAGAYA水かけ祭り」と「第14回納涼大盆踊り大会」が8月16日、星川通り太陽の広場(熊谷市星川)周辺で開催される。主催は、熊谷市の中心市街地活性化のために個人や団体が組織の枠を超えて連携する熊谷まちなかモール委員会。

「第1回KUMAGYA水かけ祭り」の様子。子どもから大人まで約500人が参加し、持参した水鉄砲やミニバケツで水をかけ合い楽しんだ

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 水を使った夏の健康づくりの取り組みとして、遊びながら暑さ対策を学ぶ「KUMAGAYA水かけまつり」。昨年初開催し、子どもから大人まで500人が参加した。今年は「Well-being」をテーマに、早稲田大学4年の山口夏凜さんと淑徳大学1年の市川智康さんが企画運営する。

 山口さんは「大学での専門分野である『健康スポーツ』の視点から、バケツなどの競技道具にバリエーションを持たせて、チームワークと戦略が必要な競技にアレンジした。安全性や心身の健康への影響を考えルール改善もしたが、私たちが一番に考えたのは参加者の皆さんに楽しんでもらうこと。参加する上での約束『水をかけられても笑顔で』『相手が健康に楽しく』『アツい夏を過ごすことができるように水をかけること』を心がけて、みんなで楽しい思い出をつくれれば」と話す。

 当日は、子どもから大人まで自由参加で水をかけ合う「みんなで水かけ」(14時~、15時30分~)と、5人1チームになり3分間で相手のゴールに入れた水の量を競う「水かけ世界大会」(小学生以上、15時~15時30分)を行う。事前申し込み不要だが、水鉄砲やバケツは要持参。

 会場では、風鈴の絵付け体験や灯籠作り体験を行うほか、ヨーヨー釣り、ボールすくいなどの「こども縁日」も用意する。会場の星川通り「お祭り広場」から大露路通り交差点までの沿道では10店が、熊谷のご当地かき氷「雪くま」のほかジェラートや焼き鳥、ビール、ソフトドリンクなどを販売。飲食スペース40席を設ける。

 同日、戦後まもなく1950(昭和25)年に始まった、熊谷空襲の犠牲者を追悼する「第76回星川とうろう流し」も行われる。熊谷まちなかモール委員会事務局の長谷川樹生さんは「今年で戦後80年。近年来場者が減っているとうろう流しを次の世代へつないでいくために私たちにできることは、知ってもらうこと。子どもたちもとうろう流しの歴史を知る機会になれば」と話す。

 開催時間は、水かけ祭り=14時~16時、大盆踊り大会=17時~20時(とうろう流しの時間帯は中断)、とうろう流し=18時~。市営本町駐車場を無料開放する。

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