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熊谷のうどん店「こんこ屋」で創業10周年記念企画 くじ引きなど全5弾

店主の加賀崎崇幸さん(左)と祐美子さん夫婦

店主の加賀崎崇幸さん(左)と祐美子さん夫婦

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 うどん店「手打ちうどんこんこ屋」(熊谷市肥塚、TEL 048-598-8829)が9月18日、創業10周年企画を始めた。

まぜそばスタイルの「熊谷まぜうどん」

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 2015(平成27)年9月28日にオープンした同店。「武蔵野うどんと、今までになかった味を組み合わせる、変わり種うどんの店」をコンセプトに掲げる。店主の加賀崎崇幸さんは独学でうどん打ちやスープを学び、試行を重ねた。オリジナルの平打ちちぢれ麺は、熊谷産小麦「あやひかり」など5種をブレンドし、もとはスタッフの失敗作がきっかけで生まれたという。店舗面積は約50平方メートル。席数は、カウンター席4席、テーブル席16席。

 メニューは、角煮・野菜・卵黄・魚粉などの豊富な具材が特徴で、地域の新名物としても知られる、まぜそばスタイルの「熊谷まぜうどん」(850円)をはじめ、「肉汁うどん」(750円)、アレンジ系つけ汁の「魚介豚骨うどん」(750円)など。

 加賀崎さんは「ラーメンは時代に合わせてさまざまな味や食べ方が生まれているが、熊谷の『肉汁うどん』は昔からのしょうゆ味がほとんど。うどんも若者に向けたつけ汁や食べ方が生まれてもいいのでは」と話す。

 創業10周年記念企画は全5弾を予定。18日に始まった第1弾は「ハズレなしくじ引き」。食事した来店者が1回参加でき、店名入りTシャツやトートバッグ、「まぜうどん」「肉汁うどん」の割引券(500円×3回分)、大盛り・煮卵無料券などを景品として用意する。このほか、生麺の販売、期間限定の復活メニュー「豚玉まぜうどん」の提供、豚バラ丼半額、お試し価格で提供する魚介豚骨など、周年企画を順次発信する。加賀崎さんは「地元のお客さまに感謝を伝えるとともに、若い世代にも当店の味をもっと知ってもらいたい」と話す。

 「何度もやめようと思ったことがあったが、お客さまの支えで続けてこられた。味も接客もスタッフと工夫しながら、10年で一つ一つ成長できた。お客さまの声や足を運んでいただけることに感謝を伝えたい」とも。

 営業時間は11時~15時。周年企画は10月31日まで。

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