
仮装して熊谷の街を巡るスタンプラリーイベント「クマガヤハロウィン2025」が10月24日から、熊谷市内で開催される。
スタンプラリーのゴール地点は、熊谷駅前の「まちなか交流拠点 ITOMA(いとま)」
子どもも大人も仮装して「トリック・オア・トリート」と声をかけて熊谷市内の協賛店を巡る秋の風物詩。今年は41の協賛店が店頭に目印のポスターを掲出し、子どもを対象にお菓子の配布や割引サービスを行う。
2017(平成30)年から市民有志が立ち上げ、ボランティアで運営してきた同イベント。今年で9回目。始まりは熊谷駅前のベーグル店「ウスキングベーグル」とシフォンケーキ専門店「ころぽっくる」(現在は閉店)の両店主がハロウィーンの時期に各店が独自に行っていたサービス情報をまとめてPRし、まち全体でハロウィーンイベントを盛り上げようと近隣店に声をかけたことがきっかけだった。その後、市内小学校にマップ付きチラシを配布し、協賛店を増やすことで、地域イベントへと発展してきた。
今年のスタンプラリーゴール地点は、今月オープンした「まちなか交流拠点 ITO MA(いとま)」(熊谷市筑波)。スタンプを5個集めると「あめちゃんすくい」チャレンジ権を進呈し、15個集めると「スペシャルぬりえとスマホ壁紙」を進呈する(無くなり次第終了)。
2019年から「クマハロキャプテン」を務める島崎麻美さんは、市内の協賛店や地域メディア、学校を結ぶ中心的存在。「クマハロキャプテン7年生。長く続けると本当にいろいろなことが見えてくる。特にここ数年、感じているのは『去年と一緒』が実はとても貴重で、有り難いということ。熊谷には面白いこと、楽しいことを仕掛けようとする人がたくさんいる。そんな面白い、楽しいを一緒に体験してもらえたら」と呼びかける。「歩行中は交通ルールを守り、混雑時は順番を守ってほしい。無料でお菓子が貰えるイベントではない。お店の人との交流を大切にしながら楽しんで」とも。
今月26日まで。