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熊谷で「にゃんこ集会」 シニア猫の飼い主など情報交換の場に

「第10回ミニにゃんこ集会」の会場となるカフェ「みんなの家」に集まる出店者

「第10回ミニにゃんこ集会」の会場となるカフェ「みんなの家」に集まる出店者

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 「第10回ミニにゃんこ集会」が11月8日、カフェ「みんなの家」(熊谷市筑波町)で開催される。主催は「にゃんことわたし時間」。

出店の紹介

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 「にゃんこ集会」は、猫との暮らしに役立つ情報を発信しながら、「にゃんことわたし時間」の店名でハンドメード雑貨の製作や保護猫支援にも携わる川崎香代さんが、活動に賛同する出店者を募り、2024年から定期開催している。

 川崎さんは、シニア猫や介護を要する猫の飼い主が孤独になりがちな現状に着目し、情報交換やリフレッシュの場として同イベントを企画したという。「私自身、18歳と14歳のシニア猫を飼っており、ささいなことかもしれないが、室内の温度は何度にしたらいいのかなど、ちょっとした不安を相談できる友人がいたらいいなと思っていた。オンラインだけでなく、オフラインでの交流の場が必要だと感じた」と川崎さん。

 イベント当日は、猫をモチーフにした ハンドメード雑貨や焼き菓子の販売、メッセージカード製作のワークショップ、 保護猫支援のボランティアコーナー、猫の写真展示などを予定する。「オープンサンド」、コーヒー、紅茶などのカフェメニュー提供も行う。これまでのイベントでは、来場者同士、初対面でも「うちの子の写真見る?」と猫の話で盛り上がり、自然に猫友達ができる雰囲気が生まれているという。会場で保護猫グッズの販売、保護猫募金箱の設置も行っている。

 出店者で、猫柄の生地で作ったペットボトル袋やポーチなどの小物を販売する「なな*みみ」の長谷川早苗さんは「猫好き同士、買い物だけでなく猫の話をしに来てもらえたら」と話す。猫モチーフの焼き菓子を販売 するシェアキッチン「クーヘン」スタッフの「MAJONOHANA」と「tocotea」は「フィナンシェならぬ『ふぃにゃんしぇ』を用意する」と話す。

 写真印刷で協力する大沢写真館店主の大沢和規さんは「携帯やスマートフォンに保存されている写真を預かって編集し、銀塩写真でプリントする。この機会部屋に飾ってほしい」と呼びかける。

 川崎さんは「にゃんこ集会はシニア猫ちゃん、介護中猫ちゃん、保護猫ちゃんなど全ての猫ちゃん、ご家族に優しいイベントを目指している。毎回楽しみにしてくれている来場者が増え、喜ぶ姿を見ると、続けてきてよかったと思う。中には初回開催時から毎回参加してくれている小学生もいる。猫好きなら誰でも参加できる。ふらっと立ち寄ってもらえたら」と話す。

 開催時間は13時~20時。

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