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道の駅おかべで「ねぎバランス選手権」予選に160人、本選は年明けに

昨年の決勝戦(道の駅おかべ「ねぎバランス選手権」)

昨年の決勝戦(道の駅おかべ「ねぎバランス選手権」)

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 「全日本深谷ねぎバランス選手権」の予選記録測定会が12月13日・14日、道の駅おかべ(深谷市岡)行われた。

旬を迎えた「深谷ねぎ」を人さし指に乗せる珍競技「全日本深谷ねぎバランス選手権」

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 今年で4回目を迎える道の駅おかべの恒例イベント。深谷市の特産である「深谷ねぎ」を人さし指に乗せ、倒さずにバランスを取り続ける時間を競う。来年1月の本選に向けて、12月6日・7日と合わせ計4日間の予選に160人以上が参加した。

 測定は、イベント広場に設けた直径約50センチのエリア内で行った。どの参加者も、垂直に立てたネギを見つめた。真剣な表情でバランスを保つ姿も見られ、通りがかった買い物客らが足を止めて声援を送っていた。最長10分の上限時間が設けられているが、予選では5人の参加者がこの制限時間いっぱいまでバランスを保ち続け、運営側がストップをかける「完走」を果たしている。

 決勝進出のボーダーライン(予選上位18位まで)の記録は26~27秒と高水準。「回を重ねるごとに全体のレベルが上がっている。細長いネギでバランスを取るのは至難の業。大半の人は1、2秒でバランスを崩してしまう一方で、上位陣は非常にハイレベルな争いになっている」と道の駅おかべ企画管理部門スタッフの香月幸生さん。「10代から50代まで幅広い年代が10分完走を達成している。決勝進出者の中には、過去2大会で連覇している『絶対王者』も含まれており、顔ぶれが定着しつつある実力者同士の戦いが見もの」と分析する。

 決勝はトーナメント方式で行われるが、実力が拮抗(きっこう)していて、通常のバランス対決だけでは決着がつかない可能性があるため、途中から「片足立ち」でさらにバランスを取ってもらうなど、難易度を上げたルールの導入を検討しているという。香月さんは「優勝賞品は『深谷ねぎ10キロ』に加え、今年は新たに名前を刻印したトロフィーと賞状を授与する。天候次第ではあるが、非常に熱い戦いになると予想している」と話す。

 決勝は道の駅おかべのイベント広場で2026年1月25日に開催。開催時間は12時~。

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