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道の駅おかべで「ねぎバランス選手権」 小学生が考案、長ネギ使った「珍競技」

指に乗せたネギ

指に乗せたネギ

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 道の駅おかべ(深谷市岡)で12月4日、指に乗せた長ネギのバランスを競う「ねぎバランス選手権」が行われる。

「ねぎバランス選手権」のほか「全日本長ねぎつみ大会」も考案された自由研究「ナニコレ珍大会」

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 冬に旬を迎える深谷市特産の「深谷ねぎ」をPRする恒例イベント「深谷ねぎグランプリ」(12月3日・4日・10日・11日)の会場で行う同選手権。

 長ネギを人さし指に乗せてバランスを保ち、場所を移動せずにどれだけ長い時間、指の上に乗せていられるかを競う。参加者に「深谷ねぎ」1本を進呈するほか、優勝者には「深谷ねぎ」5キロを進呈する。定員は、小学生の部=30人、一般の部(中学生以上)=30人。要事前申し込み。

 同選手権開催のきっかけは、県内在住の小学6年生・広田萌香さんが夏休みの自由研究で発表した「ナニコレ珍大会」の内容を深谷市に提案したことから。以前テレビで枝豆の早食い大会を見て、「面白い。どうしてこんな珍大会があるのか」と興味を持ち、町おこしを目的にした全国の祭りや珍しいイベントを調べたり、実際に体験したりして、自分が住んでいる場所でできる「珍大会」を探求したという。自由研究では「地域のことを知る機会になる」「地域活性化にもつながっている」と珍大会の効果を読み解いた。「インパクト、遊び心が大事」「地域を盛り上げるためにユニークな大会が増えてほしい」と期待を寄せる。

 道の駅おかべ企画管理部門スタッフの坂本大成さんは「子どもから大人まで年齢問わずチャレンジできそう。長ネギがあればいいという手軽さもいい。やらない理由が思いつかないと採用を即決した」と話す。当日会場では自由研究紹介コーナーを設けるほか、広田さんをゲストに招き研究課程などを聞くコーナーを設ける予定。坂本さんは「ねぎバランス選手権は4日のみ開催だが、イベントでは、深谷ねぎを丸ごと炭火で焼く『カルソッツ』や、深谷ねぎラーメンのほか、深谷ねぎのつかみどり、重さ当てなども毎年好評いただいている。旬の深谷ねぎの魅力を体感してもらえたら」と来場を呼びかける。

 12時競技開始。選手権の参加希望者は、道の駅おかべに電話(048-585-5001)または施設設置の申込書に記入し投函する。参加無料。

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